201905香港旅行記その5:蒲台島
2019年5月18日の続きです。香港島南部の香港仔海濱公園を歩いています。
天気いいなあと思いながら海沿いの歩道を歩いていたら、船乗り場を発見。
泊まっている船に続々と人が乗りこんでいきます。
なるほど南丫島に行ったりするやつか。なんか人がたくさん乗ってくし、天気もいいし、いっちょ船に乗るか!なんかよく知らない島に行くっぽいけど南丫島くらいの距離の島かなと割と安易に乗り込んでみました。
運賃はオクトパスカードでピッとやるだけで楽ちん!往復料金らしく帰りのチケットをもらいました。そしてとりあえず眺めが良さそうな席をゲットしてみた。
行き先は「蒲苔島」かあ。まったく知らん島やなと軽い気持ちで調べたら…あれ、なんかめちゃくちゃ遠くない?チケットよく見たら往復で50ドルって結構しないか?ちょっとさっき撮影した時刻表とか拡大して見てみるか。
だーっとたくさん時刻が書いてある方が南丫島行き。ぽつぽつと書いてある方が私が行く蒲苔島行き。今日は土曜:星期六だから、蒲苔島行きは10時と15時のみ。の、その2本しかないうちの1つに乗ったのか…。これだけ羅列してある時刻表見たらこっちの多い方に乗れるって思っちゃうよなーってそもそも確認しないで船に乗るなって話ですが。改めてグーグルマップで見ても南丫島よりは断然遠い。しかも行き先の蒲苔島を調べても全然参考になる記事が出てこないしなんなら何もないっぽい。これは途中経由するスタンレーで下船した方がいいかも…などと思っているうちに船が出てしまった。
さっき歩道から見た景色の中を船で行きます。天気が良いのもあってめちゃくちゃ気持ちいい!
マンションの中層にある穴は風水的なやつなのかな?
香港仔が遠ざかっていく…。おかしい今回は香港仔を味わう旅だったのではなかったのか。
オーシャンパークの横をすり抜けていくのだなあ。
わあもうあんなに香港仔が遠い…。そして海の景色も飽きてきた。同じ列の席にいたおっちゃんが横になりはじめたんで、私も同じように席に寝転んでみた。暑いからあまり寝る気にはなれないけど寝転んでる方が楽かなあ、なんて思っているうちにちょっと寝てしまった。気づいたらもう島がすぐそこだった。
蒲台島!やっと船を降りれるぞ!ていうかスタンレー経由するって書いてあったのに行きました?行ってないよね?結局50分も船に乗ってしまった…。
蒲台公衆碼頭
つ、着いた…。
何が何だか、ここはどこなんだか。you are hereはわかるけどー!とりあえず降りた人たちの後ろをなんとなく付いて歩いていってみた。
海は綺麗!ただ島には何もない!あとから知ったけどハイキングに来る島らしい。
5月半ば、もう既に香港どちゃくそ暑いので歩き回りたくない。というか、船酔いしました。船久しぶりすぎて船酔いするっていう事実を忘れてた。まあ50分も船乗れば酔うわ…。乗り物酔いしやすいので普段長い時間乗り物に乗る時は事前に酔い止め薬を欠かさず飲むようにしているわけですが、今回はいきなりの思い付きで乗ったので薬なんか持ってなかったんですよね!
ということで島に唯一という公衆トイレに行き(not水洗だけど綺麗です)ゲーした後歩き回る気にもなれず、すぐ近くにあった売店兼カフェ的な感じの店に入ってみました。
坤記
この店の他にもレストランがいくつかあったけど大体こういう雰囲気の店です。一人だし船酔いしてるしでそういうレストランはとても入れなかったから、ここがあってよかった。死んでたから写真これしかないけど。ここでポカリとか飲み物買ってあとは座ってただひたすら船酔いと闘ってました。
頭ぐるぐるで死にそうになりながら来るときに撮った時刻表を見たところ、スタンレー行きの船が12:40にある。これで帰ろう。もう船には乗りたくないけど船に乗らないと帰れないわけで、だったら短い距離のスタンレー行きがよい。時刻表をよく見たら、香港仔から蒲苔島に向かう便はスタンレー経由しないんだな。逆に帰りはどれも経由するっぽい。まあとにかく、乗るぞ!
2時間近く船酔いと格闘し、なんとか船に乗ろうという気持ちになるくらいまでは回復したので、乗り遅れるとかしたくないからさっさと船乗り場へ。
さっきのお店で買った檸檬薏米水15ドル。美味しいです。
そして、この船かなと思ってた船が行ってしまった!え、まだ時間じゃなくない?と慌てたら同じく慌ててるお兄さんが何か言ってて、よくわからないけどその船がまた戻ってきまして。さっきのお兄さん他がその船に乗ったので私も続いたらチケットを見てこの船じゃないと言われて下ろされた。あれ?でもこの時間に出る船は私が乗りたい船なのではないだろうか?あれどうなってるのだ?
と船乗り場で混乱してたら、さっきからずっと泊まってる船に乗り込む人が。あ、もしかしてこっちだったか!こちらでチケット渡したら普通の乗れました。よかった!さっきのはツアーバッチ付けてる人とかもいたからツアーの貸切船だったのかもしれない。あーよかった。帰れる。船はほぼ定刻に出港。
元気だったらいろいろ見て回りたかったなあ…。まあもう二度と来ることはないだろうけど、来るとしたら強力な酔い止めを飲んでから来よう…。
というわけで蒲苔島を後にしたのでした。
続く。