201909台湾旅行記その4:八卦山下
2019年9月15日の話の続きです。彰化に来ています。
彰化縣立圖書館を出て歩くとすぐに発見!
ここが八卦山の入口と見てよろしいか?さてでは早速そちらへ…と行く前に向こうに見える建物が気になるのでちょっと見てみた。
彰化縣議會
県議会とのことだけど、このロボットみたいなやつはなんなのか。今もわからんままです。
では再度八卦山に向けて出発!先ほどの門をくぐります。しかしこの辺、どれも気になる建物なんだよな。
さっき入った図書館の裏手側ですね。彰化縣新聞記者公會、とあります。新聞社とかではなくて新聞記者のための建物なのか。よい曲線。
こちらは県議会の裏手側。こちらもよい曲線。好き。
そして東民街沿いに見えてきたこちら。
すっごく和風!なんだなんだ気になる。ってことで道路を渡ると、なんか面白そうなものがある広場が。
巨大ピンボール!
と巨大電話の中にガチャガチャ!特賞はiPhone、一等はロンドン往復チケット。どちらも1名当選があると。お金を入れるとガチャガチャできます。ちなみにピンボールの方はこれ。
こちらの特賞はロンドン6日間ツアーってことかな。1回100元はともかくおばちゃんがやるのも恥ずかしくて手は出しませんでした。子供がたくさんいたしね!ピンボール見るのに夢中で写真撮り忘れちゃったけど、ここは彰化縣立美術館です。そしてさっきの和風の建物はピンボールの向こう側にあります。
さらに左にある提灯下がったこちらの建物も気になる。
お侍さんがいるけど何なんや…。ひとまずさっきの道場っぽい建物の中に入れそうなので入ってみました。
わー涼しい。そして手前にアイスケースあるけど誰もいないし中にも誰もいない。右奥が気になるので行ってみます。
剣道姿。なるほどここは彰化武德殿というのだな。武德殿は台南で見たことあるけど、彰化のよりだいぶ大きかった気がする。日本統治時代に建てられたもののようです。
何故甲冑があるのか。赤備え~。先ほどの侍の何かといい、若干ずれてる気がするんだが、まあ日本の武道ってなるとこういうイメージなのかもな。
奥の方に建築のことなど書いたパネルとか当時使ってた瓦などの展示物があったのですが、段ボールなども散見されるところを見ると改装中かなんかなのですかね。誰もいないし。アイス食べたいってちょっと思ってたのに。
提灯の方の建物は完全に和風の住宅っぽいんですが、多分同時期に建てられたものなのではないかと。「樂樂食堂」って書いてあったから食堂なんだなと思いはしたけど、今調べたらなんとイタリア料理屋だった。Google Mapの評価は高いのでいつか機会があったら…なんて、彰化に来てここに来ることは多分一生なさそう。
さあ気になるところも見たし、八卦山へ行こう!
美術館の方に戻り、卦山路という道を登っていくことにします。
彰化市立圖書館
こちらは市立の方の図書館か。
彰化縣婦女會
その隣の建物もとてもよいなあ。文化園區、めちゃくちゃ文化園っぽくて良い。とか思いながら坂を上っていったんですけど…
この猫ちゃんの壁あたりでめっちゃしんどい!ってなりまして。勾配きつい。誰も歩いてない。私の横をバイクやら車が通り抜ける。上がどこまであるのかわからんし、そういえば飲み物とかも持ってなかった。しんどー。よし、一旦引こう。ってことで大して登ってない坂をまた降りまして、先ほど見つけていたファミマに入り、飲み物を買ってひとまず落ち着きます。イートイン用のスペースが外にあるのがちょっとあれでしたが、とにかく座りたかったのでそこで座ってしばし休憩です。
目の前の燒肉圓って店にめちゃめちゃ人来てたなあ。彰化と言えば肉圓なわけですが、その名店の一つだったみたい。まあ、弁当でまだ腹が満たされているのでチャレンジはしませんでしたが…。あとこの時ほんとに暑くてしんどくて座って休んでいたかった。しばらく休んでたら、隣におばちゃんが来て、スマホの電源が入らないって言ってきたのでそれを見てあげたりしてました。結局何もできなかったけど。ごめんねごめんね。
さて十分休んだので再び坂を上がるか!っていう気分にもなれず、もういい大人なのでタクシーをつかまえようと。しかしこれが全然走ってないのよね、タクシー。タクシーを求めて大きな道路に出よう、と中山路に出てさらに賑やかそうな中華路まで出ました。今思うとこの距離歩くなら坂登れたなって感じですが、とにかくタクシーに乗りたかったんや…。
中華路をちょっと行くと、こちらにも古そうな建物がいくつかありまして。
NET(台湾のファストファッションブランド)が入ってるこの建物!銀宮戲院って書いてあります。てことは元映画館ってことかな、と見てたら説明板があったので撮影。
やはり日本統治時代に建てられた映画館だったっぽい。廃業した後2015年にNETが昔の姿に再生させた、ってことかな。なるほど。
さらに近くには気になる建物。
古月民俗館
そこまで古い建物ではなさそうだけど、丸いものには目が行ってしまう。古月民俗館だと知ったのは帰ってきた後なので、この時入っておけばよかったなあと。まあ、この時はタクシーを探すのに夢中だったからね。そう、建物を見つつ、タクシーが来ないかなーってずっと道路の先ばっかり見ていたのです。でも、探してる時ってほんと来ないよな!
この麺屋さんの建物も気になる。そしてこの私が立っている場所の後ろには
赤いなーと思ってたら彰化孔子廟だった!この辺、人通りや車も多いから、割と中心地的な感じだったのかもしれない。孔子廟入ろうかなと思ってた時にちょうど空車のタクシーが!乗ります!英語などは全く通じない雰囲気だったので「八卦山大佛」と書いた紙を見せたらわかってもらえた。120元だよと言われて素直に従います。やったーやっと車に乗れた―。涼しいー!
てことでいよいよ八卦山に上ります。
続く。
201909台湾旅行記その3:阿泉爌肉飯、彰化藝術館、彰化縣立圖書館
2019年9月15日です。日曜日です。
この日の割と朝早めの台鐡に乗るために高雄駅へ。
旧駅舎、まだ移動してなかった。
朝の新駅舎も綺麗だなあ。
こんな掲示が出てました。バス停までのシャトルバスなんてあるのかー。高雄駅は絶賛工事中なんですが、バス乗り場も前より遠くなってるのかな。今回高雄駅のバス停寄ってないから詳細がわからんけど。ICカードで乗ったら無料のようです。昨日わかってたら乗ってみたのになー。
とか思いながらも改札へ。今回も台鐡の切符は台鐡アプリ「台鐵e訂通」で取りました。予約から支払いまで全部できてQRコードで乗り降りできてとても楽ちん。日本にもこのアプリがあればいいのに…。えき○っととかほんと滅びてほしい…
自強号です。ホーム結構人いたな。そりゃそうか。今日は台湾三連休最終日だもんな。
席は通路側でした。あれ、窓側優先にしてた気がするんだが…まあ混んでるってことだよなー。次の次の駅くらいから結構人が乗ってきて、無座チケで座ってた人もほぼここで立つはめになっていた。よかった先に買っておいて。台南以降はさらに人が乗ってきて、これ途中で下車できるかな?と不安になるくらい通路も人でいっぱいになってしまった。まあ、私の降りる駅では他に降りる人も多かったので人の流れに付いて行って降りることができたのですが、その駅からはもう既に列車に乗り切れてない事案を目にしてしまい。これは、帰りは相当覚悟しないといかんな…。
てことで!
駅が工事中でわかりづらいですが、彰化に来ました!嘉義再びか彰化か悩んだんですが、この後の移動を考えて彰化にしてみました。初めての彰化!ひとまず荷物を駅の行李房に預けます。駅舎内には、今日は終日満席ですっていう紙がいろんなところに貼ってありました。この後の移動を考えるとしんどいですが、とりあえず彰化を楽しむぞ!
まずはご飯を食べようと、目星をつけていたお店に向かいます。
Y字路にある銀行、良い。Y路の右をちょっと歩いてさらに右に入ると、お目当ての店が。
阿泉爌肉飯
わお、昼時とはいえすごい人!彰化駅からここまであまり人通りもなかったりしたので余計にびっくり!とりあえず様子を伺うと、席に座って口頭注文するパターンでした。席も自分で確保するやつだし、お店の人は忙しくてとにかく呼び止めないと聞いてくれないやつだし、初見の言葉のわからない外人のおばちゃんにはちょっとハードモード。まあ席は空いてないこともないので座っちゃえばなんとかなりそうな気もするんですが、びびってわかりやすい外帯の列に並びました。
ふむふむ。まあ外帯だから便當って言えばいいよな。しかし昼時に来たのは失敗だった。様子がわからないから殺伐としてる雰囲気!そして並んでる間に肉がなくなって列の捌きも止まってしまったりしたけど、無事にお弁当ゲット!あまりにまごまごしてたので後ろに並んでた人が助けてくれました。本当にありがとうございます!
さてお弁当は手にしたけどどこで食べよう。よし、行く予定の八卦山を目指そう、と歩き始めます。
おそらく日本統治時代のものと思われる市役所と警察署などを見つつ光復路を東へ進み、大きな道路に出ました。地図上ではこの先が八卦山なのですが、実際の入口はもっと南の方なようで、私も南に向かいます。その途中にも素敵な建物あった!
彰化藝術館
これも日本統治時代の建物っぽいな。そしてこの建物の前が広場になっていて、木陰の下にベンチもあったのでそこでお弁当を食べることにします。
爌肉便當70元
肉がごろんと!そして青菜もたっぷり!玉子と豆腐も付いてる!これで70元とか…ありがてえ。お肉は柔らかくて、こう見えて薄味でぺろっと行けます。いやー満足!ごちそうさまでした!次回は店で食べてやるー。
お腹もいっぱいになったので再び散策。まずはこの目の前の建物に入ってみよう。
ふむふむ、元はやはり日本統治時代に建てられたものなのだな。
1階では何やら展示を行っていたのですが、階段が気になって2階へ。
2階にはこの建物の歴史などがいろいろと。
日本統治時代に彰化公會堂として建てられ、戦後は中山堂と名前を替え彰化県議会で使われてきたそうなのですが、県議会が撤退した後も様々な用途で使われ、921の地震の際に崩壊したことをきっかけに歴史建築に指定されてその後修復を経て今に至る、といったようなことが書かれている感じです。彰化市の説明だと「ゴミ集取車の駐車場が芸術館に変身」ってなってました。
彰化文化エリア、外にも説明があったな。
彰化文化園區のおかげでベンチでお弁当が食べられました。ありがとうございます!
さてまた八卦山を目指そうと歩き出したのですが、即停止。だってまた素敵な建物が…。
彰化縣立圖書館
図書館なら中に入ってもいいか、と入ってみますと…
わー、素敵空間だった!漢宝徳氏設計で83年竣工だそう。子供から大人までたくさんの人が利用していていい図書館の雰囲気ありました。そんな中トイレをお借りしたのですが、これまたよかった。
トイレの洗面台、タイル使いがかわいい。このまま図書館でぼんやりしたい気持ちもあったりしたけど、まあやはり行きたいじゃないですか、八卦山。なので向かいます。
続く。
201909台湾旅行記その2:三民街、三鳳宮、葉月堂‧手作リ雪花冰專売店
2019年9月14日の話の続きです。
三鳳宮を目指して川沿いの道を歩いてる途中で、ふと横を見てみたら何やら賑やかな感じ。
商店街かな?奥の道が賑やかに見える。ちょっと気になるから行ってみよ。
お、なんだ夜市か?屋台がいっぱいあるぞ。そして突き当りにステージがある。こういうステージ前も見たことある!
ステージに近づいてみました。今はまだ何も行われていない様子。
「萬姓公媽生誕」と読めます。どうやら近くの廟のお祭り的なもののようです。ステージからちょっと離れたところにありました。
萬姓公媽廟
ふむふむ、ここのお祭りかな。そしてこの廟の周りに屋台が出てるというスタイルのようです。
人気の店がいっぱい!三連休中なせいもあって繁盛してます。今食べたばかりなのとデザートは別に決めてるのでここでは何も食べず。
三民街っていうのか。聞いたことある、って思ったらそうね、三民市場があるところだわね。なるほど、ここは昼間も来てみたいところだなあ。こっちの方にいつか泊まってじっくり見てみたい。
では、当初の目的通り、三鳳宮に向かいます。三民街からちょっと歩いた先にありました。
三鳳宮
ここの提灯のライトアップが綺麗、みたいな話を聞いたことがあるので以前も来たんですが、その時はもうやってなくて、そして今日再度トライです。うん、でもあまり前と変わらない気がするな。でも今日は外の電気も点いてるし、とにかくお参りはするか。
と、中に入ったら、提灯が!
わーすごい!
提灯のライトアップってこれかー!全部の提灯に灯りが点っててすごく綺麗。これが見たかったんやー!ありがとうございますありがとうございます。中の装飾などもすごかったのですが、夜なのでもう提灯ばかり撮ってしまいましたね。ここも昼間に再訪するべきだな。高雄はちょいちょい来るけどまだまだ知らんところだらけだー。
本殿を出た横のあたりで野外上映をしてました。
ということで横の道から出て、バス停に向かいます。
通りすがりの檳榔屋さん。檳榔の絵のネオンが良い
さて、ここからバスに乗って芒果冰のお店に行くのだ!と意気込んで行ったのですけど…
Google Mapの位置がずれてて全然見つけられなかった挙句、やってなかった…!ええー、土曜も22時までやってるって書いてあったのに…まあ中秋節だしね、しょうがない。そういえば中秋節ってことで高雄市内の至る所でBBQをやってました。みんな道端でやってんですよねー。なんでも台湾では中秋節にBBQをやるのが習わしらしく。街のあちこちから焼いた肉などのいい匂いが漂ってましたね。若干自分も煙く感じるレベル。
てことはさておき、目当ての冰屋はやってなかったのですが、お腹がすっかり芒果冰モードということで、そういえばさっきバスで通りすがったところの冰屋はやってたなあと思って、そこに行くことにしました。バスで戻るのもしゃくなので歩いた。
あれや!
葉月堂‧手作リ雪花冰專売店
ここは、前に訪れた383氷果吧の近くで、確かその時には結構お客さんがいて、それで諦めて383に行ったんだよね。台湾マンゴーかき氷図鑑にも載っててぜひ一度食べてみたいとは思ってたのです。
思ってた割には代打みたいな扱いで申し訳ないですけども、幸い店の中はそんなに人もいないので入店です。
シャレオツ…かわいい女子店員さん…おばちゃんには眩しいわ!さて注文ですが、やはり芒果冰しかないよなってことで。どうやって注文したんだっけなー。英語が通じなくてあせったのは覚えてるんだけど。とりあえず芒果冰はあるってことなのでそれでお願いしました。
芒果咬咬(珍珠)180元
きたー!わーわービジュアルすげー!
花弁はもちろんマンゴーです。ほんとすごいな。この店の雰囲気にぴったりのシャレオツさです。かき氷図鑑によると付け合わせは選べるらしいのですが、私が言葉を理解しなかったせいで選択肢がわからず、タピオカになっておりました。となればこうするしか。
よりお花感が増した気がする。そんなわけでいただきます!うん、ビジュアルだけじゃなくてマンゴーも美味しいじゃん!出てくるのに時間かかったからこれいちいち切って盛り付けてるんだろうな。すごいわ。たーだ雪花冰が私の好みではなくて、タピオカもそこまで合わずなかなか食べきるのに苦労しました。芒果も広げるとでかいしね!美味しかったけど!ごちそうさまでした!
お腹がはちきれそうになりながら、店の対面からバスに乗ってホテル前に着き、帰宿です。明日も街を移動です。
続く。