201907-08香港・台湾旅行記その23:嘉南商業大樓、臺灣花磚博物館
2019年8月3日の話の続きです。嘉義にいます。
真夏の暑さにやられてどこかカフェに入ろうと、文化路を南下し長榮街へ。その途中にあったビルが…
廃ビルっぽい!!!でも租って看板出してたりするから一応貸すつもりはあるってことなのかな。
エレベーターシャフトもガラス張りで立派だし上に展望台?的なものもあるし、かつては大きな商業施設だった雰囲気。これ見た時は廃ビル!って思ってたけど、Google Mapで見るとメゾン・デ・シン・ホテルが入ってるビルと同じ建物で、「嘉南商業大樓」というビルだった。違う方の入口は普通に開いてるから廃ビルではなかった。
廃ビルっぽかった部分は移転する前の遠東百貨が入ってたみたい。なるほどデパート感ありますね。商業ビルの方だけでも今度入ってみたいですね。旧百貨店側には行けないだろうけど。
この後行きたかったカフェはなんかちょっと敷居が高そうで諦めて、結局ファミマのイートインスペースでヤクルト飲んだりして時間をつぶし、いよいよ目的地へ!
ここです!
パッと見わからんけど建物の右側が「臺灣花磚博物館」です。
見ての通り、ここは「花磚」つまり花のタイルの博物館で、その中でも和製マジョリカタイルを集めた博物館になっています。詳しくは
てことで入ろう!しかしドアが閉まってる…?でももう中にお客さんいるっぽいしなあ、とドアのところに行ったら中から鍵を開けてくれました。その場で入館料50元を支払います。でもこの50元はチケットになって中での購買時(100元以上)に使えるそう。やったー。そしてすでに中に人が結構いて、説明などがされている様子。団体さんだったのかな?そんなわけで、とにかく見ます!
ひぁー!中はもうタイルタイルタイルー!
この左下にある日本語でこの博物館のことを書いた雑誌が欲しい…。
かつて台湾で流行した和製マジョリカタイルは古い建物に残されていることが多く、その建物が壊される時にタイルを取り出して修復する作業をしているそうです。それで集まったマジョリカタイルがここに展示されているのです。
奥の素敵な空間。タイルの色付けの様子かな。
そして上の階にも行けるので登ります。
上の階はすごくレトロな雰囲気!
使われている家具なども昔のもののようです。
すりガラスの向こうにはタイルを使ったバスルームが。あーこんなお風呂で過ごしてみたいなあ。
この階の上にさらに屋根裏部屋的なお部屋があったのでもう一つ階段を登ってみました。
暗くて上手く写せなかったのですけど、ベッドルーム!かわいいー!かわいすぎる…。この空間まるごとかわいい。ずっとここにいられる…。
しかし次から次へと人が来るのであまり長居してもあれなので、また下に降ります。1階はとにかく入口の壁一面のタイルが圧巻なのだよなー。
一番の映えスポットでもあるので常に人が撮影してるから写真を撮るのが難しい。これはほんとタイミングを見つけて撮った!
1枚1枚見ても綺麗!そしていろいろとスタイルがあって、その説明とともに展示してあるタイルたち。
4枚で1つの絵とか、形が長細いものとか、同じモチーフでも違う彫りとか、なるほどなーという感じでした。まあとにかくどれも鮮やかで素晴らしく眼福。タイル欲しくなっちゃうな。
なんて思う人のためにグッズが結構あります。
この他にもいろいろとありました。見てたら博物館のスタッフの方に話しかけられて、少し日本語もわかる方だったのでなんとなくやりとりできました。こういう時は日本語でなんていうの?みたいなのも教えたりと、普段旅であまり交流したりできないのでこういうやりとりが楽しかったです。グッズも買えたし!とても楽しかったです!まだまだじっくり見たかったところもあったので、また次に嘉義に来ることがあったら訪れたいと思います。ありがとうございましたー!
店の外にあった観光マップです。朝見たやつと被ってるところは本当に有名なところなんだなー。
さて嘉義での最大の目的だった臺灣花磚博物館も見れたことだし、そろそろ移動することにします。
続く。