201801台南旅行記その8:電姫戯院、林鳳営火車站
2018年1月28日、台南の麻豆代天府に来ていて、ここから移動しようとしています。
前もって考えていた予定では、ここから麻豆轉運站というバスターミナルに行きバスで台南市内に帰るということにしていました。ここ代天府からバスターミナルまでは徒歩だと30分くらい。歩けなくはないけどできれば歩きたくないなーと検索をかけるとここから路線バスでも行けるようである。
で、そのバスで行く途中に、廃墟の映画館があるというのを調べているときに知って、ちょっと行ってみたいなと思いまして。行き先をその映画館に設定して検索しなおすと、すぐそばのバス停から映画館前までのバスがある!しかもあと15分くらいで来る!これは乗ります。
代天府を出て右の方に歩いて行くとそのバス停がありました。
五王廟前バス停
五王廟というのは麻豆代天府の別名です。
「戲院前」の戲院というのがその映画館のことです。廃墟らしいけどバス停はこの名前で残っているようです。ここを通る黄幹線はそんなに本数がないみたいなので自分が動ける時間に乗れるのはラッキーかもしれない。まあまあ待ってバス乗車。そして4つ先で下車。案外遠かったので歩かなくてよかったと思った。
電姬戲院バス停
まんま映画館の名前のバス停!ほんとに映画館の真ん前に着きました。全景がわからんので対岸に渡って撮影。
電姫戲院
おおー。
ここは侯孝賢が短編映画を撮った場所でもあるようです。タイトルもずばり「電姬戲院」(参考)3分の映画かー。見てみたいなー。
一応近くにも行ってみました。
チケット売り場、味あるわー。丸い窓口かわいい。
入口出口とも閉ざされておりましたので中に入ることはできませんでした。まあ廃墟なんでそうですよね…。外観の写真は思う存分撮ったので満足。さてどうしよう。この辺りはお店がたくさんあって街中感があるな。
予定ではここから歩いてバスターミナルまで行こうと思ってたんですが、さっきバス停見た時に気づいちゃったことがあるんです。
ここからも台南行きのバスに乗れる!っていうこともそうなんですが、黄支線のバスの行き先に「林鳳營火車站」ってある!
黄20路線図
火車站ってことはこれ台鐡の駅に行くってことか!だったらこれに乗ってって台鐡に乗り換えればいいんじゃない?とあまり深く考えずに検索をすると…ちょうどそのバスがあと5分くらいで来る!よーし乗っちゃえー.
乗った
マイクロバス的な小さいバスだったしまあまあ人乗ってたー。バスが来ちゃったからさっさと乗ってしまったけど、あとで台北ナビ見たら麻豆老街なかなか楽しそうだったのでもっとゆっくりしていけばよかったな。
この時の私は何も考えずにただ台鐡の駅に向かうバス見つけたラッキー的な感じで乗っていたのですが、このバスまあまあ乗るなってなって。
しかもなんかでっかい学校みたいなところに入っていってびびる。バスに学生も乗ってたよ。ここは台湾首府大学という大学で、ホテルやレストランに就職したい人のための大学らしい。なるほどー。
車窓は基本田舎!という感じで台湾独特な雰囲気もありつつ古い町並みなどもあってこの辺バイクとかで回れたらよかったのになーという気持ちでした。バスだとすぐ降りたりできないからね。降りたら次バスがいつ来るかわからんし…。
そんなわけで約40分ほど乗って到着しました!
林鳳營火車站バス停
このバス停新しくてかわいかった。
そして林鳳営駅はというと。
こんな感じ!駅前は…
なんもない!ほんとに駅だけ!隆田駅の方がまだ栄えてたわ。とりあえず中に入って台南方面の電車の時刻表を見ると、30分後くらいに来るっぽいのでまずは切符を購入してから待合室へ。
台南までは46元です。駅の待合室、なんかとても懐かしい雰囲気でした。
うちの実家最寄駅も昔はこんなだったなーとか思いつつインターネッツなどを見ながら時間つぶしてからホームへ。
路線図を見たらこの駅は隆田の一つ先の駅でした。麻豆のバスターミナルから台南に直接行った方が絶対早いし安かったとは思うけど、まあこれも経験です。
そんなこんなで台南駅に戻ってきたのでした。
続く!