GW台湾旅行記その28(5/3) 安平延平街、安平開臺天后宮、安平古堡
バスに乗ってやってきた場所は、安平です!
台南の観光地と云えば安平。台湾最古の街なのだそうです。というもののこの時点で安平に関する知識がありません。トランプに載ってる店が数軒あるという以外は。
2番のバスで「安平古堡」で降ります。
降りたものの、どこに行くべきかわかってないわけですが。
とりあえずバス停の名前にもなってる安平古堡を目指すことにします。古堡街を歩いていると左手にいきなり素敵な建物が。
原德國領事公館(第三信用合作社安平分社)
かつてのドイツ領事館だったそうな。のっけからテンション上がる!
他にもなんか興味深いものはあるんだけど、まずは安平古堡ということでさらに古堡街を歩いていきます。
ここ歩きながらも右側には既に安平古堡らしきものはずっと見えてるのよね。ただいまいち入口がどこかわからない。出口はあったんだけども。
道端に井戸があったよ。
延平街古井
三級古蹟だった!今は使われてないみたい。
さらに歩いてたらセブンイレブン発見。
OPENちゃんいるー!
でっかい獅子の飾り
この沖縄のシーサーみたいなやつはここに来るまでにちらほらと見かけてるのですが、これが一体なんなのかこの時はよくわかってなかったのです。写真には撮ったけどな。
ここのセブンイレブン、入ってみたらOPENちゃんのグッズがたくさんある!
高雄のショップよりあるんじゃない?っていうくらいある。中にはここ安平限定みたいなのもあったのでいくつか見繕ってお買いものしました。
んで、OPENちゃん目当てで入ったセブンイレブンですが、実はここにも安平の歴史が残っていたのであった。
林家古厝百年牆面
このあたりは300年前にオランダ人が貿易の品物をやりとりするために作った最初の街「大員」の一角で、台湾で最も古い漢人の集落があった場所なのだそうです。そいで、約100年前に林明さんという人が建てた家のあったこの地にこのセブンイレブンを作るとなったときに、林家の子孫のお願いで家の一部を保存することになったらしいです。ちなみに「大員」が「台湾」という名前の由来だといわれています。
と書いているものの帰国して調べた結果でこの時にはただへーほーと見ていただけですけども!こうやって調べながら書くことで旅を補完しているわけです。
古堡街に戻ると、観光案内所があるよという印を見つけたので行ってみました。
やってなかった
なんで閉まってるの!曜日も時間も大丈夫なはずなのになー。台南ではまだ観光案内所の類に出会えてないなー。
しょうがないのでそのまま安平路を歩いていくと、右側に大きな門。
安平開臺天后宮
花輪がいっぱいあるということはつまりは天后宮ですね。敷地に入ってみます。
でかい。でも気になったのはこっちの方でした。
秀琴歌仔戲と書いてあります。調べると秀琴歌劇團というところのもののようです。やってればちょっと見たかったのですが。
んで、この天后宮の敷地を通り抜けていくとそこに目指していた最初の目的地でもある「安平古堡」があったのでした。
安平古堡とは何かということはウィキペディアとか旅々台北でも見ていただければ。一級古蹟です!
中に入るのは有料なので50元払って入場券ゲト。
ということで早速IN!
ここに上がる前にみんなが写真撮ってる像があったので近寄ってみました。
鄭成功像
人が途切れる瞬間を待ったけど結局ずっと誰かが写真撮ってたのであきらめて、上に上がります。
すると洋館が見えてきました。
安平古堡古蹟紀念館(原荷蘭堡洋樓)
アバウトに読むと日本統治が始まった頃には既にゼーランディア城は荒廃していて、1896年にここを日本が整理して税関高官や職員用の宿舎を建てていて、さらにそこを除去して洋館を建築した、という感じかな?記念館の中にはゼーランディア城の模型や安平古堡に関する歴史の資料などなど。
洋館の前からはさっきいた天后宮が見えますね。
どうせならさらに高い所に行きたいので
瞭望台へ
この瞭望台は1975年建設なので新しめの建物なのですね。
階段部分を見るとかっこいいんだけどでも登るのが若干つらそうな。いやでも登りますせっかくだし。階段部の壁には絵が描かれてたりしました。
狭い階段を登りきると小さな部屋になってましたけど窓があるので直に外は見えず。
海が見えたり天后宮がよく見えたり。天気が良ければなー。
上からの図
瞭望台を降りて歩いていると砲台がいくつか。
とまあこんな感じで廻ったんですけども、一級古蹟の所以たる城壁とか全然見てなかったしくった。また来るよ!
続く。