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dnevnik

旅日記

GW台湾旅行記その29(5/3) 安平老街巡禮

安平古堡の敷地を歩いていたら、なんか素敵な洋館がありました。

王雞屎洋樓

気になる…から早速敷地の外に出て洋館の方へ。

王雞屎洋樓

玄関の入口に「私人住宅 非請勿入」とあるので普通の洋館なのかなと思ったら、観光案内もありました。

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「王雞屎洋樓」とあります。塩の貿易で富を得た王雞屎という方が1937年に建てた洋館だそうで、当時の安平でも最も豪華な邸宅の一つだったそうです。太平洋戦争の時には当時の日本政府が、この家が目立ちすぎるのを防ぐために家を黒く塗り、爆撃の対象になるのを防いだそうです。
現在も王氏の子孫が住んでいるとのことで内部の開放はしてないようです。残念だけどでも外観だけでも十分堪能できるよなー。かっこいいなー。

この住宅の横になんか素敵な横道がありまして。

王雞屎洋樓付近

あら素敵な小道。そして案内板を見て、そういえば安平古堡の入口でいくつかもらった地図の中に安平のがあったなあと思いだしました。

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「安平老街巡禮」とあるこの地図には安平の観光地と巡る道順が示されており、この通りに行けば一通り観光ができるようになっているようです。ノー知識で来たのでここはもうこの地図通りに回ってみようじゃないかと。ということで、この赤レンガの道へと行きます。

王雞屎洋樓

さっきの洋館を横から見る図。ここをちょっと行きますと、右側にお寺あり。

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西羅殿

ここも順路の一つです。このまま進むと海に出るのですけれども、順路が戻ってるんで私も戻ります。そして西羅殿を背にして細い道を歩く。

安平

前にするだけでわくわくする道ですね!こういうところ大好き!このすぐ左側にも洋館があったぞ。

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振り返っての図

どうやら王雞屎洋樓の裏口というか別館みたいなところのようです。こっちはアンテナとか立ってて生活感あるな。
そしてさらに道を歩いていきます。

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安平

なんか台湾というよりもオランダですね。オランダ統治時代を意識してなのか元々こうなのかはわかりませんけれども。

安平

突然の「安平」。向こうに見える教会らしきところの宗教画との妙なマッチング!地図はその境界をぐるっと回るルートになってますので、その通りに行きますと、教会の前の道路を挟んだ向こうに広大な墓地がありました。

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安平軍夫
1937年、中日戦争が勃発し、日本軍は上海に進攻しました。戦時の労力需要に応えるため、台湾では軍夫を徴用し、支援しました。軍夫は前線の後方で輸送や補給、修理などの雑役に従事していました。台南市安平では400人余りが徴用されました。多くは二、三十歳前後で、最年少は17歳、最年長は40歳過ぎ、父と子、叔父と甥、兄と弟が徴用されることもありました。中国大陸の鎮江、無錫、江陰、安慶、九江などの戦地へ赴き、幾多の危険を乗り越えた軍夫たちは、日本軍が武漢を攻め落とすと、海南島に転進し、その後、屏東の内埔に戻りました。この地で集中訓練が行われた後、選別され、一部は退役し、一部は広東に再び派遣されました。徴用期間は大部分が4ヵ月、8ヵ月、しかし1年4ヵ月、最長は2年余りに達することもありました。安平出身の軍夫のうち、十数人は中国の戦場で命を落とし、現在、安平の湯匙山第一公墓に十二基の軍夫墓があります。これらは、当時の歴史の証しとなるものです。

観光用地図にはこの場所の名前も、説明も、何もありませんでしたので、そこに立つまで墓地があることもわかりませんでした。ここも台湾の、日本の歴史の一つなのですね。

この墓地の西側、海に面するところには三級古蹟の「安平小砲臺」があります。

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安平小砲台

そして順路に戻って、「安平聖樂倫天主堂」へ。

天主教安平聖樂倫天主堂

天主教安平聖樂倫天主堂

幼稚園も併設されていて割と現代風な造りの教会ですね。

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マリア様がいらっしゃいました

教会を過ぎたところで右に曲がると再び赤レンガの道に入ります。

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レンガ造りのかわいいおうちが保存されております。この辺りにはいくつかそういう建物がありました。

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ここは入口のあれが目立ちますね。

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これ

説明書きがあるんだけど読みづらい。

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「阿督仔劔獅」という種類らしい。劔獅っていうのはこの沖縄のシーサーみたいなやつだね。家も伝統住宅ということで保存されている様子。

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これはすぐ隣の家でこちらは特に何も指定されてないような感じ…廃墟っていうか。その反対隣はまたこんなのが。

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怒目金剛劔獅というらしい

こちらのおうちは綺麗にされている伝統住居

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伝統住居に挟まれたさっきの廃墟は廃墟でいいのだろうか…。
この先を歩いて行くと住宅街という様相になってました。

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この生活感が好き!
観光地として整備はされてるけど過剰な感じがなくて回っていて楽しいぞ。
さらに順路を進みます。
続く。