dnevnik

旅日記

201801台南旅行記その12:新裕珍餅舗、奇異果子、邱惠美鳳梨酥、蝸牛巷

2018年1月29日の話の続きです。

成功大学を散策した後はまた電動バイクを走らせてさらに東へ…と思っていたのですが途中でバッテリーの目盛りが減ったので諦めて方向転換。来たのはこちら。

f:id:morje:20181101132055j:plain
新裕珍餅舗

何度か前を通ったことはあったんですが改めて来るのは初めて!この店のあるあたりは最初に台南に泊まった時のホテルの近くなのでいろいろと懐かしい感じある。

f:id:morje:20181101132355j:plain:w375

右上の鳳梨酥を買いに来たのですがそれ以外も色々と美味しそう!店の中に入って先客を対応中のおじさんを待つ間に周りをきょろきょろしてたら発見。

f:id:morje:20181101132625j:plain

馬卡龍と書いてマカロン!台湾マカロンだそうです。これももちろんゲットだぜ。あとパイナップルケーキとドーナツも買っちゃいました。お店の詳細は台北ナビが詳しいです。

懐かしい味に台南で出会った~☆地元民も「ここはうまい!」と大絶賛♪ | 台北ナビ

この後目を付けていたカフェに向かおうとしたらさらにバッテリーの目盛りが残り2に!えー、5から3までは遅かったのにそっから進むの早いな!だから3になったら戻ってきてって言ってたのか。これは残りも油断できない。急いでバイク屋に戻りますが、途中で0になってしまったー!でもあと少しだから頑張ってくれ!ってことでどうにかこうにかバイク屋、台南文化創意産業園區のOodo Bike受付をしてたお店に着きました。で、バッテリーを交換してもらおうとお店に入ったら、お店の子が日本語はもちろん英語もわからず全く意思疎通ができない!これは困った。しかし、私は必死に翻訳ソフトを使い、向こうは英語はわかるという子を連れてきてくれたりして、何とか言いたいことが伝わり、無事にバイクごと交換してもらえることになりました。

f:id:morje:20181101133410j:plain

次のバイクもフル充電してあります!これでまた出かけられるー。よし、甘いものを食べに行こう!ここ!

f:id:morje:20181101133721j:plain

f:id:morje:20181101133732j:plain

奇異果子というお店です。わ、思ってたよりおしゃれな雰囲気の店だな。中は席が空いてたのでまずはテーブルを陣取り、注文票をゲット。

f:id:morje:20181101134137j:plain

ま、食べるものは決まってるんですが。ちなみにここは甘いものだけじゃなくて麺とかもあります。

f:id:morje:20181101134335j:plain:w375

ボケちゃったけど参考程度に。なんか氷とか出すところって麺もやってたりするイメージある。注文と支払をレジで済ませます。

f:id:morje:20181101134532j:plain

そしてしばし待ち。

f:id:morje:20181101134552j:plain

若い女子のグループが楽しそうでした。一方台湾に一人で来てるおばちゃん…の元に注文した物来たよ!

f:id:morje:20181101135735j:plain
新鮮草莓牛奶冰100元

うひょー!思ったよりでかい!やっぱり冬はイチゴですよね!そしてイチゴうまー練乳うまー氷うまー!なんだかんだペロリでした。ごちそうさまでした。
で、美味しかったのはいいんだけど、体がすっかり冷え切ってしまった。この日はすごく寒くてバイクに乗るならダウンジャケット必須って感じだったんですよね。さむーとなりながらもバイクを走らせてきたのがここです。

f:id:morje:20181101140354j:plain
邱惠美鳳梨酥

以前台南に来た時に買って美味しかったパイナップルケーキをまた買いたいと思いやってきました。でもいったん店の前素通りしちゃったんだよね。前に来た時店の色がもっと赤かったんでそのイメージで来たからこんな色あせてると思わなくて。いやー年月が経つのは早いなあ。

f:id:morje:20181101140709j:plain

ということでパイナップルケーキをゲット。ここのパイナップルケーキほんと美味しいと思うんだが見てのとおり包装とか全然してないのでお土産には不向きなんですよね。お土産用の外箱はあるけどダイレクトで入れられちゃうからなあ。なんでこれは自分用です。あとこの店の人気は蛋糕で、この時も買い求める人が結構訪れてました。ふかふかで美味しそうなんだけどこれまた全然もたなそうなので見送り。またいつか。

バイクで最後に訪れたのは蝸牛巷と呼ばれるエリアです。

f:id:morje:20181101142148j:plain

蝸牛とはカタツムリのことで要するにカタツムリの小道といったところかな。

f:id:morje:20181101142351j:plain:w375

エリア案内図。ここには昔有名な小説家の葉石濤氏が住んでいて、その小説にちなんで名づけられた場所らしいです。なんてことは後から知りました。この時はよくわからず歩いてます。

f:id:morje:20181101142640j:plain

f:id:morje:20181101142652j:plain
名前にちなんでカタツムリがあちこちに

f:id:morje:20181101142715j:plain
素敵レトロ

f:id:morje:20181101142755j:plain
狙っているのかいないのか

f:id:morje:20181101142826j:plain

これは多分その葉石濤の小説をアートにした感じかなと。こういう感じでところどころアートな作品があったりします。まあそういうのも好きなんですが、昔からあるものが普通にあるのがいいなあと思ったり。

f:id:morje:20181101144519j:plain

f:id:morje:20181101144536j:plain

f:id:morje:20181101144629j:plain

f:id:morje:20181101144639j:plain

f:id:morje:20181101144751j:plain

小道を歩くたびにいろいろな発見ができてよかった!

f:id:morje:20181101144807j:plain

楽しかったです!
続く!

201801台南旅行記その11:成功大學

2018年1月29日の話の続きです。
321巷藝術聚落を後にしてまたバイクで移動です。公園北路を東に進み、線路を渡ってやってきました。

f:id:morje:20181031104530j:plain

ここです!って書いてもわからんか。 國立成功大學です!北の台北大学、南の成功大学と言われる台湾の名門です。日本でいうところの京都大学みたいな感じらしい。その大学が台南駅の東側にあるのですが、これが広い。

f:id:morje:20181031110248p:plain

赤線の中が大学の敷地です。ひろー。詳細は大学のサイト(ここ)に地図があるのでご参考に。
大学敷地内は一般解放されているので誰でも入れます。なので散策。

f:id:morje:20181031111311j:plain

だだっぴろい公園みたいなところは榕園と呼ばれるエリアで、ここには大きなガジュマルの樹が3本あるとのこと。そのうち一番大きいのがこちら。

f:id:morje:20181031111254j:plain

なんですが、なんかめちゃ人いる…。しかも大学生じゃなくて普通のおっちゃんおばちゃんも多い…。

f:id:morje:20181031111535j:plain

樹の周りにいる人みんなスマホを見てるのでもしやと思ったら、これポケgoやってる人たちでした。ちなみにこのガジュマルの樹は昭和天皇が皇太子時代に植えたものだそうです。
榕園の周りに校舎があるのですが、どれもなかなかどうしてよい建築物でございます。日本統治時代の建物をそのまま使っているものが多いらしい。

f:id:morje:20181031111857j:plain

f:id:morje:20181031112255j:plain:w375
禮賢樓

台湾歩兵第二連隊本部だった建物で現在は芸術研究所となってました。ぐるっと回ってみる。

f:id:morje:20181031112922j:plain

f:id:morje:20181031112949j:plain:w375

無造作に使ってる感じが学校っぽさあるな。

f:id:morje:20181031114542j:plain

f:id:morje:20181031114602j:plain:w375

赤が印象的なこの建物は台湾歩兵第二連隊兵舎だったところ。その後商学院となり現在は教官室になっているようです。

ウロウロしていたら理髪部を発見。床屋さん!

f:id:morje:20181031115059j:plain:w375

f:id:morje:20181031115112j:plain:w375

学生は100元でカットしてくれるみたいだよ。

f:id:morje:20181031115255j:plain

校内に入り込んだ犬の管理は学生がボランティアチームを作って対応しているようです。

f:id:morje:20181031120931j:plain:w375

校舎の中に迷い込んでしまったり。
んで、また榕園の方に戻り、その前にあるこちらの建物へ。

f:id:morje:20181031121034j:plain

f:id:morje:20181031121132j:plain

大成館と呼ばれる建物。こちらも元は兵舎として建てられたものです。

f:id:morje:20181031140749j:plain

現在は工業設計学の校舎になってました。入口が開いていたので入ります。

f:id:morje:20181031141037j:plain
正面階段を下から

f:id:morje:20181031141055j:plain
上から

そのまま上に昇ります。

f:id:morje:20181031141119j:plain
2階

あの緑は…

f:id:morje:20181031141604j:plain
ガジュマルが良く見える

f:id:morje:20181031141633j:plain
回廊

工業デザイン学科ということで中にはキャンバスが並んでる部屋とかアート系の教室が多かったような印象でした。

他にもいろいろ興味のある建物はあったりしたんですが、全部見てたらキリがない。広すぎる成功大学!大学の歴史などは公式サイトに細かく載っているのでそこをご参照ください。

f:id:morje:20181031142311j:plain
成功湖

池を見ながら成功大学を後にします。そろそろ小腹が減ってきたなあ。
てことで続く。

201801台南旅行記その10:穎川水餃、伝統飯糰特製蛋餅専売店、連得堂餅家、321巷芸術聚落

2018年1月29日です。
今日は帰国日なのですが飛行機は夜中発なので割と余裕があります。なので寝るだけ寝てその後はもうパッキングしちゃってチェックアウトしました。で、荷物をフロントに預けて愛しのバイクちゃんの元へ。よし、今日は時間いっぱいこれに乗って遊びます。

まずは朝ご飯を食べに行こうと穎川水餃へ!

f:id:morje:20181029182933j:plain

f:id:morje:20181029182428j:plain

全景を撮ってないからわかりづらいのですが、ここは実はお寺の軒下というか横というか、まあほんとお寺の中にあるみたいな感じのお店なのです。5年前くらいに初めて見た時から行ってみたかったんですがめちゃ繁盛しててなかなか入りづらく…で、今日は平日だし10時過ぎたら空いてるだろって思ってきたわけです。でもこんな中途半端な時間でも席埋まってるから人気店なんだなー。でも席が空いてないこともないのでお店のお兄さんに声を掛けると水餃10個をすぐくれて席に連れていってくれました。もう水餃はデフォルトで出るって感じなのかな。数は訊かれた気がするけど適当に頷いてたらこうなった。

f:id:morje:20181029183512j:plain

あと麺も食べたいんだよなー。とりあえずメモ帳に簡単に書いてお兄さんに見せたら、麺の注文はあっちに行ってってことで。

f:id:morje:20181029183300j:plain:w375

なるほど…メニュー的なものはよくわからないし注文票もないっぽいので、作ってるお兄さんにメモ帳を見せます。あ、わかってもらえたっぽいです。麺を受け取って席に戻ります。

f:id:morje:20181029183458j:plain

乾麺に玉子!まあ麺は普通に美味しいくらいの感じだったんですが、水餃がめちゃくちゃ美味しかった!これ10個じゃ足りないよー!倍は食べれたと思うんですがこの後もご飯を食べる予定なのでやめました。お金はいついくら払ったかなあ。全然覚えてない。でも安かったと思います。

さらっと食べてからまた移動です。バイクでぶーんと。ほんと楽ちんだなー。

f:id:morje:20181029184045j:plain

次はここ、伝統飯糰特製蛋餅専売店(台南長北店)です。Google Mapで見て口コミ評価4.2付いてたので来てみた。実は昨日訪れようとしてたんだけど日曜は定休日だったのです。小さいお店だけどこの時間でもお客さんが結構いるなー。たまたまカウンターが空いたのでそこにインします。

f:id:morje:20181029184350j:plain

f:id:morje:20181029184401j:plain:w375

メニューと注文票を読み取ってなんとか注文。

f:id:morje:20181029184433j:plain:w375
原味蛋餅25元

f:id:morje:20181029184626j:plain
蛋煎蘿蔔糕35元

あと鮮奶茶25元を頼みました。蛋餅を食べに来たのに大好きな蘿蔔糕を食べてる人がいたんでうっかり一緒に頼んでしまった。しかも卵入りにしたので卵被り…そういえばさっき麺にも玉子入れたんだったなしくったな。でも美味しいからいっか!蛋餅もちもちだったよー!美味ー!!!

お腹パンパンになってから移動。今度はこちらへ。

f:id:morje:20181030135012j:plain:w375
連得堂餅家

台南の有名おせんべい屋さん!初めて来た!お店にはお客さんが何人か。

f:id:morje:20181030141003j:plain

売ってるものたち。私が欲しいのは一人2個までしか買えない雞蛋煎餅と味噌煎餅なのです!しかし何と言えば注文できるのかなあとウロウロしてたら、お店の人が話しかけてくれて日本人だとわかるとすぐ日本語で対応してくれたよ。ありがたいー!!!おかげでお目当てのおせんべいを買えました。やったー!でも来ていたお客さんはこのおせんべいじゃないものを買ってる人が多かった気がするな。

とりあえずここで満足!という感じなのですが時間はまだまだあるしどうしようか。お腹はいっぱいだから何かを食べるのは無理だしな。とGoogle Mapをつらつらと見てたら観光地マークの付いてる場所が近くにあったんでそこに行きました。

f:id:morje:20181030141430j:plain

f:id:morje:20181030141444j:plain

321巷藝術聚落というところです。↑の画像の通り、日本統治時代に軍官舎として建てられその後大学の先生の宿舎となり、現在はそれを生かした芸術村みたいになっているようです。

f:id:morje:20181030141644j:plain

こんな感じで古民家の集落みたいになってます。

f:id:morje:20181030142105j:plain

f:id:morje:20181030142201j:plain

その中にアート作品が飾られていたりなんだり。実はこの321巷、金曜~日曜までしかやってないので平日の月曜である今はどこも閉まってるんです。古民家を見ることはできるけど中には入れない。インフォメーションセンターさえやってないわけで。まあでもブラブラするには楽しかったです。

f:id:morje:20181030142642j:plain

f:id:morje:20181030142651j:plain

f:id:morje:20181030142702j:plain

こんな感じでまだ整備されてない廃墟もあったり。
そんな中唯一入れたところがここ。

f:id:morje:20181030142800j:plain

廃墟を使ったギャラリー的な感じ?

f:id:morje:20181030142900j:plain

f:id:morje:20181030142911j:plain

f:id:morje:20181030143000j:plain

窓があったところに廃墟の写真が飾られてたり。

f:id:morje:20181030143044j:plain

以前の生活が感じられる場所は特にぐっときますね。

f:id:morje:20181030143106j:plain

f:id:morje:20181030143117j:plain

廃墟を使ってるけどきちんと整備はされてました。

f:id:morje:20181030143231j:plain

f:id:morje:20181030143307j:plain

ガジュマルに飲み込まれてるのが台南っぽさある。

f:id:morje:20181030143407j:plain

廃墟っぽい雰囲気を味わうにはいい場所でした!今度は施設が開いてる時に来たいですわねー。その頃には他の空き家も何かしら整備されてるのかなー。
思わぬ場所を満喫した後はまた移動です。
続く。